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    2026年はコモド島方面の航行禁止が多い?

    2026年のコモド島ツアーは、例年と比べても航行禁止となる日が目立っています。特に1月から2月にかけては、ラブアンバジョからコモド国立公園方面へ向かう観光船の運航が何度も止まり、一時的に再開したあと再び航行禁止となることもありました。さらに、本来なら海況が安定する乾季にあたる7月から8月にも高波や強風による制限があり、コモド島やパダール島方面へ向かえない日が続いています。

    コモド島旅行では、ラブアンバジョから船でコモド国立公園を巡るのが観光の中心です。そのため、「いつ行けば船が出るのか」「雨季でなければ問題ないのか」「航行禁止になった場合はどうなるのか」は、旅行の日程を決めるうえで知っておきたいところでしょう。2026年の状況を見る限り、雨季と乾季だけで運航の可否を判断するのではなく、その時期の風、波、航路ごとの海況を確認しながら予定を立てる必要があります。


    目次

    2026年は航行禁止が多い

    2026年は年初からコモド島方面の航行禁止が続きました。前年12月26日から観光船の運航が止まり、1月9日から11日に一時的に再開したものの、その後は再び停止期間が続いています。2月に入ってからも全面的に通常運航へ戻ったわけではなく、2月3日にはラブアンバジョから比較的近いリンチャ島方面に限って運航されるなど、行き先を限定した運用も行われました。その後も2月23日から25日に再び停止しており、2026年前半はコモド島ツアーの催行可否を海況に合わせて判断する日が多くなりました。

    雨季に船が止まること自体はコモド島では珍しいことではありません。ラブアンバジョ周辺では12月頃から西風が強くなり、1月から2月は波が高くなる日があります。ただし、2026年は停止期間が長く、一度再開しても再び航行禁止になる場面が見られました。このため、1月から2月のコモド島旅行については、出発日だけではなく、その前後も含めて海況を見る必要があります。ラブアンバジョまで飛行機が通常どおり運航していても、コモド国立公園へ向かう観光船は別の判断になるため、航空便の運航状況とコモド島ツアーの催行状況は分けて考えたほうがよいでしょう。


    乾季にも船が止まった

    2026年で特に目立つのは、雨季が終わった7月から8月にもコモド島方面の航行禁止が出ていることです。一般にラブアンバジョやコモド諸島では、4月頃から11月頃までが乾季にあたり、7月から9月はコモド島旅行のシーズンとして知られています。雨が少なく、パダール島の丘から見える景色も乾季らしい色へ変わるため、この時期を選ぶ旅行者も多くなります。

    ところが、乾季は「波が立たない季節」というわけではありません。7月から8月は南東からの風が強くなることがあり、コモド島やパダール島へ向かう海域では高波となる日があります。2026年7月から8月には、こうした海況によってコモド島やパダール島方面への航行が制限され、まとまった期間にわたって通常どおりのツアーが行われない時期がありました。一方で、ラブアンバジョに近いリンチャ島方面への航行だけ認められる場合もあります。つまり、コモド国立公園全域が一律に同じ海況ではなく、その日の風向きや波によって航路ごとに判断が分かれるのです。


    航行禁止は誰が決めるのか

    コモド島ツアーに使用する船が出航できるかどうかは、ツアー会社や船会社が自由に決めているわけではありません。ラブアンバジョから観光船が出航する際には、港湾当局から出航許可を受ける必要があり、海況が基準を満たさない場合には許可が出ません。スピードボートも対象となるため、「大型船ではなくスピードボートなら行ける」というものでもありません。

    ここはコモド島旅行を計画するときに知っておきたいところです。雨が降っているかどうかだけで運航を判断するわけではなく、風速、波の高さ、航路の状態などが関係します。ラブアンバジョ市内が晴れていても沖では波が高いことがありますし、反対に雨が降っていても海況によっては通常どおり催行される日があります。コモド島ツアーでは天気予報の晴れや雨だけを見るのではなく、海の状態が重要なのです。また、出航後に海況が変わった場合には行程が調整されることもあり、パダール島、コモド島、マンタポイントなどを巡る順番が変更される場合があります。


    リンチャ島だけ行ける日もある

    航行禁止と聞くと、ラブアンバジョから一切船が出ないように聞こえますが、2026年には目的地を限定して運航する日もありました。その代表がリンチャ島です。リンチャ島のローバジャはコモドドラゴンを観察できる主要な場所で、ラブアンバジョからの距離はコモド島より短く、海況によってはコモド島やパダール島方面が制限されている日でもリンチャ島方面まで運航が認められることがあります。

    コモド島とリンチャ島はいずれも野生のコモドドラゴンが生息する島ですが、観光の内容は少し異なります。コモド島ではローレンジャーと歩くトレッキングが中心となり、リンチャ島ではローバジャ周辺でコモドドラゴンを観察します。そのため、コモド島方面への航行が認められない日でも、リンチャ島を訪れることでコモドドラゴンを見る行程が組まれることがあります。2026年のように海況による制限が多い年には、「コモド島へ行けるか」だけではなく、「コモド国立公園のどこまで行けるのか」を確認するほうが、その日の状況を正確に把握できます。


    旅行日程には余裕を持たせる

    2026年の状況から考えると、コモド島旅行ではラブアンバジョに2泊して、その間の1日だけツアーを予定するより、3泊以上の日程を取ったほうが予定を調整できる余地があります。到着日の午後にコモド島ツアーへ参加し、翌朝には次の都市へ移動するような日程では、海況によって運航時間が変わった場合に対応できる範囲が限られます。コモド島、パダール島、ピンクビーチ、マンタポイントなどを目的としてラブアンバジョを訪れるのであれば、観光日を確保した日程にしておくほうがよいと思います。

    また、コモド島ツアーの予約時には、出発直前の運航状況を確認することも欠かせません。航行禁止は数か月前から決まっているものではなく、その時点の海況をもとに判断されます。そのため、旅行を予約した時点では通常運航の予定でも、出発が近づいてから変更されることがあります。反対に、数日前まで停止していても海況が回復すれば再開されます。2026年は雨季だけでなく乾季にも航行制限が見られているため、「何月だから大丈夫」と決めてしまうより、旅行直前まで最新の運航状況を確認しておくことが肝心です。

    コモド島は船で巡る観光地だからこそ、その日の海況によって訪問できる場所が変わります。2026年は航行禁止がかなり多い年になっていますが、全面停止だけではなく、リンチャ島方面のみ運航する日、コモド島やパダール島方面まで再開する日など、状況に応じた運用が行われています。ラブアンバジョの滞在日数を確保し、当日の海況に合わせて行程を組むことが、2026年のコモド島旅行ではこれまで以上に重要になっているといえそうです。


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